目の下のクマ・たるみ治療・施術法 徹底解剖!
金の糸(ゴールデンリフト)
内容・効果
金の糸でお肌の若返りを実現
金の糸(ゴールデンリフト)は、髪の毛程度の大きさで純度の
高い金の糸を、気になる箇所のたるみやシワの内部に埋め込み、肌を若返らせる治療法です。
この治療は、古くは古代エジプト時代のミイラの体内から金の糸が見つかったことがきっかけで、後にフランスで施術が始まったと言われています。
施術方法は、極細の金の糸を気になる部位に、格子状に埋め込みます。また、クリニックによっては同時に溶ける糸を補助糸として埋め込むところも多いようです。の糸を埋め込むことで、体内で金の糸を異物だと認知し、血行
を促進したり、コラーゲン・ヒアルロン酸といった、お肌の年齢を若く保つための成分を生成したりします。結果、しわやたるみの改善、肌の若返り効果があると言われています。
一方で、この金の糸(ゴールデンリフト)は医学的根拠がないともいわれています。また、人によって違いますが、金の糸を体内に埋め込むことで、金属アレルギーを発症するケースもあります。そのため、気になる悩みが解消されるかどうかや、金属アレルギーといったリスクについてなど、しっかりドクターに相談してから受けるようにしましょう。
また、クマや目の下のたるみといった症状を改善したいと思っている方は、脱脂術やレーザー治療といった、ピンポイントに効果的な治療もありますので、そういった施術での治療もお勧めします。
金の糸(ゴールデンリフト)治療のメリット
複数の肌の悩みに効果あり
金の糸の最大のメリットは、複数の症状に改善効果があるということです。気になる部位に極細の金の糸を入れることで、人間が本来持っている機能を活性化させ、肌の若返りを図ります。そのため、しみやたるみといった症状だけではなく、ニキビ・毛穴の開き・肌の老化・乾燥肌・といった症状の改善や、美肌効果などがあると言われています。
半永久的な効果の持続
金の糸は一度埋め込むと、抜糸をしない限り半永久的な効果を得ることができると言われています。
メスを使わない
金の糸を挿入する際、メスで切るといったことはありません。そのため、施術後に傷が残ることがないことも、メリットの一つになります。
金の糸(ゴールデンリフト)治療のデメリット・リスク
金属アレルギーの発症。
全ての人に当てはまるものではありませんが、極細の金の糸を施術部位に入れることで、金属アレルギーを発症する可能性があります。 金属アレルギーが発症した際の症状としては、以下の通りです。
- 顔面、頸部が赤くなる
- 腫れが起きる
- 金の糸の先が出てくる
また、体内に長時間異物があることで慢性炎症が起こり、その炎症で生じる腫瘤「異物性肉芽腫」が症状として出てくることもあります。もちろん、施術前にパッチテストを行いますが、実際に肌に埋め込んで見たら体質に合わず、症状が出てしまうケースがあります。
皮膚のでこぼこができる
金の糸を埋め込むリスクとして、施術後に皮膚の表面がでこぼこすることがあります。また、金の糸が透けて見えてしまうこともあるようです。これらは、施術を行う医師の技術がものをいうため、金の糸で評判のいいドクターのいる病院で施術を行うようにしましょう。
MRIやCTでの検査への影響
金の糸は、体内に金の糸を埋め込む施術になります。そのため、金の糸を埋め込んだ状態でMRIやCTといった検査を受ける場合、金の糸が映り込んでしまい、正しい診断がし辛くなるといったケースがあります。最悪、悪性腫瘍ができていても、金の糸で発見できなかったなんてことにもなりかねません。そのため、MRIやCT検査を行うときは、検査前に医師に金の糸を埋め込んでいるということを報告する必要があります。
科学的根拠がない
金の糸は、口コミなどで効果があったという評判はありますが、美容効果についての科学的根拠はありません。また、日本美容医療協会も正式な治療法として進めていないため、金の糸の施術を希望する場合は、必ず腕のいいドクターのもと、デメリット・リスクといったこと全て説明を受けたうえで、治療を行うようにしましょう。
金の糸(ゴールデンリフト)治療のダウンタイム
施術中の痛み
施術中は麻酔をしてから極細の針を使って金の糸を注入するため、ごくわずかの痛みですみます。
術後の腫れ
金の糸の埋め込み量によって変わってきますが、2~3日で腫れがおさまることがほとんどです。人によっては、数時間で腫れがなくなることもあります。
メイクや洗顔について
洗顔に関しては、直後から行っても問題ありません。メイクやシャワーに関しても、当日より可能になります。